身近な女性の行動や言動に違和感を覚えることがあります。


そんなとき「ひょっとしたらメンヘラかも」と警戒してしまうもの。


基本的に深入りすべきではないのかもしれませんが、そんな女性に好意を抱いていると必ず関わることになりますよね。

今回はメンヘラ女子について掘り下げてみます。


特徴や対処法などを考えてみましょう。

目次

メンヘラとは?メンヘラは彼女にしてはダメなのか?


メンヘラとはメンタルヘルスの略語で、心の状態が不安定な人に対して使います。
不安定がゆえに行動や言動から「なんだか変わっている」という印象を受けがちです。

メンヘラの人は素人では対処不能な人もいて、安易に深く関わるべきではありません。

軽い気持ちで関わるとメンヘラの人に振り回されてしまう可能性があります。


ではメンヘラっぽい女性を彼女にするのはダメなのかといわれると、話は少し変わってきます。
基本的にはメンヘラ女子と交際すると、何かと苦労をするので恋愛対象としてはおすすめできません。

しかしメンヘラには程度があり、少し不安定なだけの人もいます。


たとえば、寂しがりやなのに、孤独な環境に長くいると心のバランスが崩れるのも仕方がないこと。

孤独感から解放してあげれば気持ちは落ち着いてくるはず。


人は環境によって考え方や行動が変わっていきます。

メンヘラっぽい女性の環境を改善することができれば、安定した関係を築くことは可能なのです。


メンヘラ女子の特徴


メンヘラといっても、具体的にどんな人なのか分からない人もいるはず。


ここではメンヘラ女子に見られがちな特徴を紹介します。



束縛が強い

メンヘラ女子は寂しがりやが多く、親しい友人や恋人から常にかまわれたい傾向があります。


そのため、相手の行動を制限するなど束縛が強いです。


友人が自分以外の人と親しくするのが許せません。恋人が異性のいる場に行くのを制限する場合もあります。


疑い深い

「誰かに騙されるのではないか」「嫌なことをされるかもしれない」そんな気持ちをいつも抱いているのがメンヘラ女子。


自分に自信がないため、周囲の人を信用できません。


関係が浅い相手はもちろん信じられませんし、恋人にも「浮気されるかも」「ほかに好きな人がいるに違いない」そんな疑いの気持ちを抱えがちです。


優しくしてくれる人に固執する

自信がなかったり、寂しさが強かったりすると「自分はひとりぼっち」と孤独感を抱きます。


そんななか、自分に優しくしてくれる「心を開いてもいいな」と思える人が現れると、過剰に甘えるなど、つきまとってしまいがち。


一度心を許すと、その人に固執してしまうのです。


ネガティブ思考

物事を前向きに考えられないのも、メンヘラ女子に共通する特徴です。


「きっと不幸になるに決まっている」「みんな自分のことが嫌いだ」そんなネガティブ思考の持ち主


ネガティブな考え方が原因となって、暗い発言や攻撃的な行動などを取ってしまうケースもあります。


感情の起伏が激しく行動が極端

ニコニコしていたかと思ったら、急に不機嫌になって暗い顔になってしまうような、感情の起伏の激しさもメンヘラと呼ばれる人に見られる特徴。


周囲の影響を受けやすく、なおかつ自分の感情を制御することができないため、喜怒哀楽が極端に表に出てしまうのです。


かまってもらいたい

メンヘラ女子は寂しがりやで、いつも誰かにかまってもらいたいと思っています。


しかし、普通なら特定の人に常にかまっているわけにはいきません。
メンヘラ女子の願いは叶わないのです。


そのため愛情に飢えている状態になりがち。


その結果、人につきまとったり浮気をしたりなどの行動をしてしまうケースがあります。


会話が噛み合わない

基本的に自分のことばかり考えているのがメンヘラ女子の傾向。


過剰に周囲の目を気にするような面がありますが、それは思いやりではなく「自分が傷つきたくない」という気持ちからです。
自分本位のため、会話をするときは相手とのやり取りよりも、自分の気持ちを伝えることに集中します。


そのため会話が噛み合わないケースが増えるのです。


いつも悩んでいる

メンヘラっぽい人を観察すると、いつもなにかに悩んでいるのに気づくはず。


「仕事が上手くいかない」「恋人がかまってくれない」などと口にしているもの。
ネガティブ思考のため物事の悪い面ばかりにとらわれて、悩みがつきないのです。


また、かまってもらいたい気持ちから、悩みがあるのを隠そうとしません。


なにかに強く依存する

メンヘラ女子は気持ちが満たされることがなく、常に空虚な気持ちを抱えているもの。


からっぽな気持ちを満たすために、なにかに依存する特徴があります。
対象は友だちや恋人などの場合もあれば、アニメやアイドルに依存する場合も。


食べ物やお酒にのめり込むケースも見られます。


あえて自分が傷つくようなことをする

本人が意識するしないにかかわらず、自分が傷つくような行動をするのもメンヘラ女子の特徴です。


周囲から孤立するような発言をしてみたり、お金があるわけでもないのに散財したりします。
また恋人がいるのに、別の男性と浮気をしてせっかくの関係を台無しにしてしまう場合も。


自分から不幸を招く性質があるのです。


メンヘラ女子の対処法


親しい女性や恋人がメンヘラだと、どう向き合うべきか悩むもの。


ここではメンヘラ女子との関わり方を考えてみましょう。


こまめに気にかける

メンヘラ女子は寂しがりやで、かまってちゃんの傾向があります。


放っておかれると孤独感をどんどん募らせていくため、身近にいる人はいつも気にかけてあげる配慮が大切です。


なるべく一緒にいる時間を増やす、こまめに連絡をするなどしてあげれば、メンヘラ女子の気持ちが安定するでしょう。


生活習慣を改善させる

生活習慣の乱れは精神の乱れにつながるといわれています。


メンヘラ女子が不規則な生活を送っているようであれば、規則正しい生活習慣をすすめてみても良いでしょう。
大切なのは「睡眠・運動・食生活」です。


しっかり睡眠をとって、適度に体を動かす、栄養バランスの取れた食事をするなど基本的な生活を改善すると気持ちが安定する可能性があります。


否定しない

自分に自信が持てないメンヘラ女子を安易に否定するのはおすすめできません。


頭ごなしに否定してしまうと「やっぱり自分はダメな人間なんだ」とさらに不安定な状態になってしまいます。
上手に付き合うポイントは「ありのままを受け入れてあげること」が大切。


自分を受け入れてもらえていると思えることで、気持ちは落ち着いていくものです。


愛情をしっかり伝える

メンヘラ気質の女性は、自分に価値を見いだせずにいるため「他人からも愛されるわけがない」と考えがちです。


恋人がいても本当に愛されているか不安を抱えているため、それを解消してあげるのが関係を円満にするポイント。


自分がどれだけ好きなのか、愛情表現をしっかりしましょう。


相手のメンタルに飲まれない

一緒にいる人の精神状態は、自分にも影響を与える傾向があります。


ポジティブな人と一緒にいれば明るい気持ちになれますし、ネガティブな人といれば自分まで暗い気持ちになりがちです。

メンヘラな人と一緒にいると、自分までネガティブに陥ってしまうケースがあります。


それでは良好な関係が築けなくなるので、あまり相手のメンタルに飲まれないようにしましょう。


メンヘラ女子を見分ける方法


出会ったばかりだと相手がメンヘラかどうか分かりにくいですよね。


ここではメンヘラ女子を見分ける方法を紹介します。


LINEが長文

「自分のことをもっと知ってほしい」「伝えたいことを全部書きたい」そんな気持ちからメンヘラ女子のLINEは長文になりがち。


LINEが長くなりすぎると「少し簡潔にしよう」と考えるものですが、メンヘラ女子は短くまとめられません。


異様に長いLINEを送ってきたらメンヘラだと疑ってみましょう。


性生活が奔放

孤独が苦手なメンヘラ女子は、肉体関係を持つことで寂しさを埋める傾向があります。


街コンやマッチングアプリで知り合った相手とその日のうちに肉体関係を持ってしまったり、友だちの恋人でも求められると関係を持ってしまったりするような女性は要注意です。


連絡が取れないとしつこい

LINEや電話の返信ができないことがあると思います。


そんなときに「おーい」「どうしたの?」などしつこくLINEをしてきたり、何度も電話をかけてきたりす女性もメンヘラの傾向があると考えて良いでしょう。


放っておかれる寂しさや、自分をないがしろにされる感覚に耐えられないのです。


全体的に重たい

「一緒にいるとシンドイ」と感じさせる人がいます。


「あなたのこと考えていたら涙が出てきた」言ったり「これ作ってきた」と頼んでもいないのにお菓子を作ってくる行為などが重たく感じる場合があるでしょう。

なんとなく気持ちが重たく感じる相手もメンヘラの可能性があります。


「なんとなく怪しい」というファーストインプレッションはわりと当たっているものです。

まとめ

メンヘラ女子と一緒にいると、変わった行動や言動に振り回されてしまいがち。


しかし、環境が変わればメンヘラ気質が改善する場合もあるので、恋人として付き合っていくのは可能です。

しかし、素人ではどうしようもないメンヘラ女子もいます。


そのような相手に関わりすぎると自分が疲弊していくばかりです。


自分に対処できるのかどうか見極めるのが大切でしょう。