「もしかすると自分は恋愛依存症かも……」と思ったことはありませんか?


  • 楽しいはずなのに苦しい
  • 恋愛のせいで生活が乱れる
  • いつも恋愛のことを考えてしまう



そんなあなたは、もしかすると恋愛依存症かも。

実は、私もかつて恋愛依存症に苦しんだ人間の1人です。

今回は、私自身の実体験も踏まえつつ、恋愛依存症の人の特徴や、恋愛依存の治し方を解説します。

ぜひ最後までお読みください!

目次

恋愛依存症とは?



恋愛依存症とは、恋愛に依存してしまう状態のことです。

恋愛依存症という正式な病気があるわけではなく、あくまでも俗語ではあります。

しかし、恋愛依存症の人は、恋愛が生活に悪影響を及ぼし、苦しんでしまいます。


恋愛依存症の最大の特徴は、恋している「相手」に依存しているのではなく、「恋していることそのもの」に依存してしまうという点です。


そのため、相手を取っかえ引っかえしてしまったり、不特定多数の人と関係をもったりして、人間関係にトラブルを抱えることも少なくありません。



恋愛依存症の人の特徴4選



恋愛依存症の人には、いくつか共通する特徴があります。

これから紹介する特徴に当てはまる人は、恋愛依存症になっている可能性が高いです。


特徴①いつも恋愛のことを考えている


恋愛依存症の人は、「恋をする」ことそのものに依存しています。

そのため、四六時中恋愛のことを考えてしまいます。


ここでポイントなのは、「恋をする」こと自体に依存しているということです。

そのため、恋愛依存症の人にとって、恋をする相手は「だれでもよい」と言えます。


ですから、恋をする相手は「恋人」でもいいし、「片想いの相手」でもかまいません。とにかくずっと「恋をしていたい」のです。


ストライクゾーンが広く、惚れやすいのも特徴です。

先月まで2歳年下のわんこ系彼氏と付き合っていたのに、今は15歳年上のオラオラ系彼氏と付き合っている……など、恋人のタイプが一定しないのも特徴的。

私自身、元カレのタイプに一貫性がまったくありません。



特徴②恋人や好きな人に尽くしすぎる


恋愛依存症の人は、恋愛をするのが大好きです。


片想いの相手より、両想いの相手のほうが、愛情を思う存分ぶつけやすいもの。

そのため、恋愛依存症の人は、恋人や好きな人にとことん尽くす人が多いです。


尽くすこと自体は悪いことではありません。

しかし、恋愛依存症の人は、相手が迷惑がったり、「重い」と感じたりしても、お構いなしで尽くしてしまうところがあります。


なぜなら、恋愛依存症の人は相手のことが好きなのではなく、「恋をする」ことが好きなだけだからです。

恋愛依存症の人は時に非常に自己中心的で、そのことが原因で破局につながることも多いです。


特徴③思わせぶりな態度をとる


恋愛依存症の人は、不特定多数の異性に好かれるのが大好きです。

なぜなら、だれかに「好かれる」ということも「恋愛」に含まれるからです。


そのため、恋愛依存症の人は、異性に対して思わせぶりな態度やあざとい言動をとります。

そして、自分のことを好きになってくれる異性を増やし、心を満たすのです。


恋愛依存症の人は、時に、倫理観や理性より、自分の満足を優先します。

なぜなら依存状態にあるからです。

そのため、中には、浮気や不倫に手を出してしまったり、人間関係を破壊してしまったりしてトラブルメーカーになる人もいます。



特徴④告白されたらすぐにOKする


恋愛依存症の人の多くは、告白されたら断りません。すぐにOKを出します。

なぜなら、恋愛依存症の人はとにかく「恋愛」が大好きだからです。

恋愛依存症の人にとって、自分のことを好きになってくれる相手は、少ない労力で恋愛をできる「コスパのいい存在」なのです。


私も、恋愛依存症だった間は、告白を断ったことがありません。

「恋愛」に依存している状態なので、告白されるととにかく「恋愛ができる」ということに高揚感を覚え、「別に好きでもなんでもない」ということなどどうでもよくなってしまっていたからです。




恋愛依存症の治し方5選



恋愛依存症はとてもツラいものですよね。

自分自身も苦しいし、周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。

ここでは、私が試してみて効果的だった「恋愛依存症の治し方」を4つご紹介します。

できそうなものを探して、ぜひ試してみてくださいね!


治し方①恋愛依存のデメリットを理解する


恋愛依存にはデメリットがたくさんあります。

むしろ、恋愛依存にメリットはありません。苦しく、虚しいことばかりです。

恋愛依存症のデメリットとしては、たとえば次のようなものが挙げられます。



・友人が減る
・生活が乱れる
・人間不信になる
・自己嫌悪が強まる
・情緒不安定になる
・トラブルに見舞われる
・本当の愛は見つからない
・人間関係を破壊してしまう
・心の穴が埋まることはない
・恋人と深く健全な関係を築けない
・虚しさや悲しさ、寂しさがむしろ募る


これらのデメリットを理解すると、「恋愛依存症から抜け出したい」と心から思えるようになるはず

それが、恋愛依存症を治すための重要な第一歩になります。



治し方②同性の友達と過ごす


同性(もしくは自分の性的対象とは異なる性別の人、恋愛対象外の人)の友達と過ごす時間を増やしてみましょう。


恋愛依存症の人にとって、異性と距離を置くことは、大きな苦痛を伴います。

ですからまずは、「異性と距離を置く」ではなく、「同性と過ごす時間を増やす」という方向で物事を考えるのがオススメです。


私は、恋愛から離れたいと感じたとき、気心の知れた同性の友達と過ごす時間を増やしました。

すると、「私は恋愛をしていなくても楽しい時間を過ごせるんだ」「恋愛以外でも幸せって感じられるんだ」という感覚を少しずつ手に入れられました。


「恋愛以外にも幸せはある」と実感できることは、恋愛依存症から抜け出すためにとても効果的なことです。

「恋愛以外にも幸せはある」と実感できればほかのことでもかまいません。

同性の友人と過ごすこと以外にも、仕事や趣味に打ち込んだり、読書や映画鑑賞に没頭したりすることもオススメです!



治し方③恋愛依存症であることを受け入れる

恋愛依存症であることを受け入れるのも、効果的です。

「自分は恋愛依存症なのかもしれない」と自覚することで、トラブルにつながりかねない言動に自分で注意できるようになります。


異性に思わせぶりな態度をとったときに「今のは思わせぶりだな。好きになってほしいと思っているんだ」と自覚したり、

恋人のことばかり考えてしまっているときに「恋人のことで頭がいっぱいだな。これが依存状態っていうことなんだな」と俯瞰的に見つめたりするだけで、

不思議と心が少し落ち着き、冷静になることができます。


そして、この「自覚」や「俯瞰」の繰り返しによって、少しずつ、恋愛依存が治っていきます

気づいたとき、反省する必要はありません。

ただ、「あ、今のって」と気づくだけで、恋愛依存症を治せますよ。


治し方④告白されたらいったん保留する


恋愛依存症を治すためには、告白されてしまった場合、一度返事を保留にすることも大切です。

恋愛依存症の人は、告白されると舞い上がって冷静さを失い、なにも考えずにOKしてしまうからです。


しかし、好きでもなんでもない人とお付き合いしても、あなたは幸せになれません。

そのため、告白されたときに大切なのは、自分の気持ちを見極めることです。


恋愛依存症の人は、とにかく「恋をする」ためのきっかけや理由を探しまくります。


告白されると、「そういえば私も前から気になっていたかも」とか「あのときかっこよかったしな」とか「あのとき優しくしてくれたから好きかも」などなど、とにかく恋をするための言い訳を探しまくるのです。


ですから、告白はすべていったん保留にしましょう。

そして1週間程度、1人でじっくり、自分の気持ちを見極めます。


・本当に好きなのか?

・自分の今の気持ちに偽りはない?

・本当に好きなのであれば、結婚するつもりはあるの?

・ほかの人に目移りしない自信はあるの?

・前から気になってたって、いつから?それは本当?

こういった問いを、自分に対してとにかく投げかけ続けてください。

厳しすぎるくらいでちょうどいいでしょう。


私は、こういった問いを1週間程度し続けたすえに、「本当に好きだ」と結論づけられたお相手とは、2年以上お付き合いが長続きしました。

その人とは、依存し合うような関係ではなく、お互いを尊重し合う、自立した関係を築けていたと思います。


ですから、告白を受けたときにいったん保留にするのは、恋愛依存症の人にとてもオススメです。


まとめ

恋愛依存症は、自分のことも、周囲の人のことも苦しめてしまうものです。

今、この記事を読んでいるということは、きっと「自分は恋愛依存症なのかもしれない」と気づけたのだと思います。

だとすれば、きっと、一番大切な一歩をもうすでに踏み出せているはず。



恋愛依存症は、かならず抜け出すことができます。

抜け出すまで、まだもう少し苦しくなるかもしれないけれど、少しずつ、少しずつ、治していくことはできますよ。

諦めず、そして自分を責めすぎず、自分のペースでゆっくりと治していきましょう。

あなたの幸せな恋愛を、心から応援しています!