推しと好きの違いは下心？診断シート付きで解説

突然ですが、みなさん推しはいますか？

ちなみに、私の推しは池田エライザさんです。

今回は推しと好きの違いについて勝手に考えてみました。

人気アニメ「推しの子」にも代表されるように、推しを作るのが当たり前の時代。

推しとよく似た言葉に好きという言葉もありますが、明確な違いがあります。

今回のキーワードは『下心』なのですが、あるなしだけでは片づけられない、複雑なもののようです。

推しと好きを自分でも勘違いしていると非常に厄介な結果となってしまいます。

この記事を読み終わるころには、気になるあの人が推しなのか、好きなのかわかるようになっていることでしょう。

推しと好きの違いとは？

大きな違いとして、推しは存在するだけで尊く、感情は一方通行であっても構わないという一面があります。

一方で好きの場合は付き合いたい、何かしらのアクションがほしいということが大多数のようです。

ほかにも推しの中にはリアコ、ガチ恋と呼ばれるものも存在します。

この場合は少し特殊で、推しではあるものの好きという感情が存在していることになります。

今回は推しと好きの違いを『距離』 『立場』『下心』に分けて考えてみました。

距離感が違う

対して、好きは近くないと無理、近づきたい、ほかの人をみてほしくないという独占欲が大きいのが特徴です。

そのため、推しは話せなくても勝ち、話せたら大勝利くらいの感覚があるのかもしれません。

好きは話せるのは当たり前でその先を望んでいるパターンが多く、より深く相手を知りたいという感情も抱いていることも多いでしょう。

立場が違う

好きは平等もしくは自分の方が若干上でありたいという願望があります。

give＆takeの関係である部分も多く、このバランスが恋愛において難しいことが多いのではないでしょうか。

心理学的にマッチング仮説の観点から考えると、推しは恋愛感情とは別物であるといえます。

マッチング仮説とは『人は自分より魅力的な人に拒否されるのを恐れるとともに、自分より魅力的じゃないものを拒否する傾向にある』というものです。

つまり、自分より明らかに上と認めている場合は、この心理学に当てはめる恋愛感情ではない可能性もあります。

しかし、中には明らかに自分よりすべてにおいて上の人が好きという人もいるので一概には当てはまらないかもしれません。

下心の扱いが違う

推しが目の前にいたら下心どころじゃない、なんなら近くでは会いたくないという人もいるのではないでしょうか。

また、目の前に来ることはないから気にしないといったパターンもあるでしょう。

好きは下心も含めた恋愛感情といえます。

やや打算的な部分と感情的な部分、両方揃って恋愛感情というものなので多くの場合は共感できる感覚ともいえるでしょう。

例外として、職場の先輩などあまりにも身近な推しに対しては、推しという名の隠れた好きが潜んでいることもあります。

みてるだけでも幸せなことには変わりないのですが、それ以上いけるなら全然行くというスタンスの人も一定数いるのが事実なようです。

推しにも好きにも下心はあって当然？

しかし、多少、種類の違いはあるかもしれません。

具体的には、推しへの下心は妄想レベルで非現実的であることが多いです。

対して、好きに対してはこうしたい、こうなりたいなど現実的なことが想像できるのではないでしょうか。

そのため、推しへの下心が現実レベルまで降りてくると、好きに変わる、もしくは蛙化現象になる可能性もあります。

推しへの下心は妄想で済ませたほうが良いかも

まれに理想とのズレすら尊いという猛者もいますが、多くの場合は人間的な部分が見えすぎると、推しへの熱も冷めてしまいます。

推しという自分の琴線のど真ん中に触れる存在だからこそ、少しでも人間味を感じると冷めてしまう人も少なくないはずです。

好きへの下心は恋愛に必要

生物学的にみてしまうと、恋愛は子孫を残すための感情です。

無理に下心をなくそうとする方が自然ではないともいえます。

とはいっても、全く下心がないことも現代では少なくないです。

お互いが納得してマイナスの感情を抱いていなければ、全く問題ないではないため深く考えすぎる必要はないといえます。

お互いが我慢しすぎない関係性が尊重されるべきものでしょう。

蛙化現象って実は推しへの感情なのかも

そこで、問題になってくるのが最近巷でささやかれる蛙化現象です。

私自身も蛙化現象を発案した某人気YouTuberの動画を拝見しました。

本人たちもあくまで、エンタメの一部ですという前置きの元、動画を公開していました。

しかし、人間味がありすぎると冷めるという現象はむしろ、推しに対しての感情に近いのではないかと感じました。

もちろん、推しならすべて大肯定というひとも少なくないので、一概にはいえません。

好きという感情をベースで話すのであれば、蛙化現象は許せることも多いのではないでしょうか。

どこかで理想を追い求めている点をみれば、推しに対する感情と似ている部分が多いです。

このように、推しと好きを勘違いすると非常にやっかいな面もあり、ある意味でとても理不尽な感情を作ってしまうので注意する必要もあります。

とはいっても、蛙化現象はなかなか止められるものでも無いようなので、非常に難しいのかもしれませんが...

推しは推せるうちに推せ

理由は推しが自分の理想からズレてくると、それは推しではなくなることが非常に多いからです。

成長、結婚、引退、活動休止などなど、やむを得ない事情での変化であっても容赦なく推しから外れてしまい、知らない間に推しへの熱が薄れてしまうことはよく聞く話です。

このようにそのときの状況で推しの環境が変わってしまっても、推す側にそこまで支障がないことも推しの良さかもしれません。

だからこそ、二次元の方が推しやすく、推す人が多いのも納得できます。

なぜなら、二次元であれば少なくとも年齢や成長で推せなくなってしまうことがないからです。

まれに、アニメなどでは続編の立ち回りにより推しを辞める人もいます。

少なくとも新しく更新されなければ推しのキャラクター自身の問題によって推しから外れることはありません。

ほんの些細な違和感で推しは外れたり、いなくなったりするので、まさに推しは推せるうちに推せということなのです。

推しなのか、好きなの診断してみる

yesに当てはまる数が多いほど好きである可能性が高いです。

ぜひ参考にしてみてください。



ちなみに、最後の質問ですがYESとなったあなたはその人のことが間違いなく好きです。

なぜなら、人はふしぎなことに好きは気づかないにもかかわらず、推しにはすぐに気づくからです。

好きなものはわからないけど、完璧で理想的なものはすぐにわかるのは人間の特性ともいえます。

まとめ

今回は推しと好きの違いを下心から勝手に考えてみました。

下心というものは自分自身の欲望の塊です。

1番自分らしい部分とも言い換えられるかもしれません。

そのため、その感情から得られるものが自分に素直なことが多いです。

推しと好きの違いは一見わかりにくい部分もあります。

しっかり区別しておかないと大切だった人を傷つけてしまったり、何より傷つけた自分を責めてしまいます。

あらかじめ、多少の違いを理解しておけば、いらぬ傷を増やさずに恋愛に推し活に全力を注げるのではないでしょうか。

せっかくの恋愛ですから、どうか楽しみながら過ごしてくださいね。