最近では、SNSやメッセージアプリなどの普及により、プラトニック不倫が増えていると言われています。

しかし、このような関係は法的にはどうなのでしょうか?

また、関係を修復するためにはどのような方法があるのでしょうか?

本記事では、プラトニック不倫について詳しく解説します。

目次

プラトニック不倫とは?


プラトニック不倫とは、恋愛関係にあるにもかかわらず肉体関係を持たない恋愛を指します。

プラトニック不倫の概念は、古代ギリシャの哲学者プラトンが提唱した「プラトニック・ラブ(Platonic Love)」に由来しています。

この概念は、肉体的な愛よりも精神的な愛を重んじる恋愛を表す言葉として、現代でも用いられています。

プラトニック不倫は、恋愛関係にあることが社会的に許されている場合にも、肉体関係を持たないことでパートナーを裏切ることを避けるために選ばれることがあります。

また、既婚者同士が肉体関係を持たずに精神的な関係を築くことで、家庭を壊すことを避けることもあります。

ただし、プラトニック不倫も心理的な浮気であり、パートナーに対して不誠実であることに変わりはありません。

そのため、プラトニック不倫が問題となる場合もあります。


プラトニック不倫に該当する行動一覧


プラトニック不倫とは、肉体的な関係を持たずに精神的な関係を築くことを指します。

しかし、プラトニックであっても、既婚者同士がお互いに惹かれあっている状態は、道徳的にも問題があることは事実です。

以下は、プラトニック不倫に該当する行動の一例です。


● 電話やメール、SNSでのやりとり

プラトニック不倫では、電話やメール、SNSを通じた密なやりとりがよく見られます。

日常的な会話や相談だけでなく、友達以上恋人未満という立ち位置で自分のことや相手のことを話し、純粋に恋愛のドキドキ感を楽しんでいるのです。


● 会食やお茶会、デート

プラトニック不倫のカップルは、一緒に食事やお茶をすることが多いです。

ただし、食事やお茶をすること自体は、不倫とは言えません。

問題は、お互いに惹かれあっている状態であることです。

例えば、同窓会で学生時代の友人に久しぶりに再会したことをきっかけに、頻繁に連絡を取り合うようになり、たまに一緒に食事を楽しむようになった場合などです。


● キス、手を繋ぐ

キスや手を繋ぐ行為は一般的な感覚では「浮気」としてショックを受けてしまう方がほとんどでしょう。

ただこれらの行為は「プラトニック不倫」に該当するもので、「不貞行為」に当たらないことがあります。

ただしキスや手をつなぐといった行為が発端で夫婦関係が悪化してしまったとなれば、離婚や慰謝料の請求が成立することがあります。

こうした行動のいくつかに該当する場合はプラトニック不倫をしている可能性があります。


一つだけであれば該当しない可能性もあるため、気になる方はまずご自身でできる範囲で浮気調査をしてみてはいかがでしょうか。

自分でもできる調査方法や注意点などを下記ページにまとめておりますので、ぜひ一度確認してみてください。


iphoneでバレずに浮気を見つける裏技とは?調査方法と注意点を徹底解説


プラトニック不倫をする方の心理、動機をご紹介


プラトニック不倫とは、肉体関係を持たずに恋愛感情を抱くことを指します。

男性がプラトニック不倫に走る理由には、様々な要因があります。


● パートナーとの関係に不満を感じている

パートナーとの関係に不満を感じている場合、新しい出会いや関係を求める傾向があります。

夫婦関係がマンネリ化してしまうと、恋愛でドキドキしたいという気持ちが高まり、体の関係を持たず、純愛に重きを置くプラトニック不倫に走る男性が多いです。


● 恋愛の楽しみに気づいてしまった

恋愛経験が少ないまま結婚した方は異性に対する免疫がついていないため、ちょっとしたことでトキメキやすく、「いつの間にか好きになっちゃった…」というパターンが多いです。

こうした方は「単純にドキドキする恋愛を楽しみたい」という考えの方が多いため、プラトニック不倫に走りやすい傾向があります。

特に、同じ職場や趣味仲間の中で出会った女性に惹かれることが多く、新しい人間関係や環境に興味を持つ傾向があります。


● 相手から積極的に言い寄られて断り切れなかった

不倫なんかするつもりはなくとも、「身体の関係が無いなら良いか…」と断りきれずプラトニック不倫まで発展してしまうケースです。

一緒の職場や仕事の付き合いなど断りにくい関係の方とのプラトニック不倫が多いです。


プラトニック不倫で慰謝料は請求できる?


プラトニック不倫は、肉体関係を持たずに心のつながりを持つ行為のことを指します。

肉体関係がないため、慰謝料を請求することができるかどうかが問題となります。


● プラトニック不倫では慰謝料をことは難しい?

プラトニック不倫は、肉体関係を伴う「不貞行為」がないため、基本的に慰謝料を請求することができません

ただしプラトニック不倫が原因で、夫婦間の関係が悪化し婚姻を継続しがたい状況まで陥ると法定離婚事由に当てはまる場合があります。


● 慰謝料を請求できるケース

・心身に精神的な苦痛を負った場合

例えば、プラトニック不倫相手とのやりとりで配偶者が嫉妬や不安を感じ、精神的に苦痛を負った場合には、慰謝料を請求できる場合があります。

ただし例外的なケースのため、ご自身の状況で慰謝料を獲得できる余地はあるのか、一度弁護士に確認してみる必要があります。


・配偶者の名誉・信用が損なわれた場合

プラトニック不倫相手とのやりとりが配偶者の知人や職場の人に知られ、配偶者の名誉・信用が損なわれた場合には、慰謝料を請求することができます。


・不貞行為に該当する場合

プラトニック不倫が、不貞行為に該当する場合には、慰謝料を請求することができます。

不貞行為に該当するかどうかは、具体的な状況によって異なります。


いずれにせよ、プラトニック不倫による慰謝料の請求は立証が難しく裁判所に認めてもらうのが困難になります。

まずは一度弁護士に相談、依頼することを検討してみるのが良いでしょう。


不倫の相談は誰にすべき?電話やメールでも可能?おすすめ弁護士事務所をご紹介


困ったらまずは法律事務所に相談を!おすすめ事務所をご紹介

ラトニック不倫に関するトラブルは、専門の法律家に相談することで、解決の道が開けることがあります。

ここでは、プラトニック不倫に関する問題解決に対応する法律事務所をご紹介します。


● アディーレ法律事務所

アディーレ法律事務所は土日祝日も相談を受け付けており、相談自体は何度でも無料なため気軽に連絡しやすい弁護士事務所となっています。

慰謝料の請求ができることはもちろん、不倫が二度と行われないようにするように手続きを進めてくれたりと、気持ちの面でも手厚いサポートがあります。

また費用面でも不安に感じないよう、「依頼したときの費用総額」が「相手方と同意した慰謝料金額」を超えてしまった場合の不足分を無しにできる保証までついております。

悩みや不安が多い不倫問題において、多方面で安心させてくれる弁護士事務所です。

adire-isharyou.jp


● 春田法律事務所

全国に拠点を構える大手弁護士事務所で、1万件以上の相談実績を誇り、「不倫に強い弁護士」が多く在籍しています。

土日祝も24時間、無料で相談を受け付けており、着手金無料プランまで用意があるため、安心して依頼を進めることができます。

豊富な解決実績から得たノウハウで、希望を最もかなえられる最適な戦略を設計してくれる弁護士事務所で、「他の法律事務所では提案されなかった解決方法を提案してくれた」という口コミもあるほどです。

01.furinisharyo.info


● 離婚弁護士ALG

離婚弁護士ALGは、慰謝料請求や離婚に強い弁護士事務所です。

プラトニック不倫に関する問題でも、法律の専門家が適切なアドバイスや解決策を提供してくれます。

一人ひとりの状況に応じて適切にアドバイス、代わりに相手と交渉するといったこともできます。

また様々なニーズに応えるため、離婚問題について経験豊富な弁護士が多数在籍、親身な対応で口コミ・評判の高い事務所です。

avance-lg.com


● 弁護士法人DREAM

弁護士法人DREAMは、離婚や不倫に強い弁護士が多数在籍しており、年間お問合せ数1,500件以上といった実績の多い弁護士事務所です。

初回相談を無料で行っているため、気軽に弁護士へ相談や依頼をすることができます。

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まとめ

今回は「プラトニック不倫」について解説してまいりました。

慰謝料の請求については、相手方に責任がある場合は可能ですが、実際に訴訟し立証するには複雑な要素が多くあるため、弁護士や法律事務所に相談することが重要です。

プラトニック不倫に悩む方は、専門家に相談することで、解決の道が開けるかもしれません。一人で悩むのではなく、まずは一度相談してみてください。

また実際にプラトニック不倫に関わった人々の体験談を読むことで、同じ悩みを抱える人々にとって参考になることがあるかもしれません。

下記ページにて体験談をまとめていますので、ぜひ一度こちらも確認してみてください。


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