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「今まで通りセックスするなんて無理だよ!」
とうもろ こしき 女性
公開日|2022.08.14
更新日|2022.08.14
セフレだった彼のことばに、膝から崩れ落ちた私は…
決死の告白も虚しく、見事フラれ、最後のデートを終えた私は、今しがた彼の口から飛び出したことばに呆然としていた。私の全力の告白は、なかったことにして、これからもセフレ関係を続けろと?
私は今の関係が嫌だから、他の女の影が見えたときに「関係ないじゃん」で済まされる関係が嫌だから、変化することを望んだのに。
この記事は、『アラサー女が年下のセフレに告白した日の話』『大好きなセフレにフラれたあとの、最後のデート』のつづきだけど、単体でも読んでもらえるように書いてます。
私「いや、今まで通りセックスするなんてムリだよ!今まではお互い合意の上でセフレ関係を続けてきたけど、私が告白してパワーバランスが崩れてしまったよね。今後も関係を続けるとなると、あなたが私の気持ちを弄んで利用する形になってしまう。そんなのはお互いイヤでしょ」
彼「そうだね…でも、俺は今まで通りの関係でいたいよ」
私「そりゃ私だって会いたいけどさ、こうなったらもう難しいよ。スッパリ引いて、私を次に行かせてよ。遊んでる時間ないから」
彼「いや…でも、そんな急に関係を変えようって言われても、俺にも考える時間が欲しい。今までこしきちゃんのこと、そんな風に見ちゃいけないって思ってたから…考えさせてよ」
こんなどうしようもないやり取りが続いて、ついに私は気持ちの燃料が切れてしまった。
「あーハイハイ、もう大丈夫。すぐに決められない時点で終わりだよ。もうこの話はおしまい」
そう言ってベッドに横になり、横着な態度で鬼のようにスマホを触った。
すると彼は「まだ話は終わってない!」と言って、私に怒りの感情をぶつけてきた。
「少しも考えさせてくれないの?そんな急に言われたってさ、付き合うならちゃんと結婚とか先のことまで考えて慎重に決断したいし、今そんな軽ノリで答えられないよ!」
そうして、今すぐ決めたい私 VS 結論を先延ばしにしたい彼 の口論が始まった。
知り合ってから9ヶ月、彼の口がこんなに強いなんて知らなかった。
話し合いはヒートアップし、埒が明かなくなったタイミングで、彼が静かにこう言った。
「ごめん、こんな話がしたかったんじゃない…」
そこから、彼の本音トークが始まった。
Next:『「俺は"踏み台"だったでしょ?」…セフレに言われてドキッとした、私の罪』
このお話は、私・とうもろこしきが体験した実話です。当時のメモ(日記)を見返しながら書いているので、セリフの中身までそのままの、完全ノンフィクションエピソードです。私の体験談をもっと読みたい人は、ぜひ note を覗きにきてね。
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著者プロフィール
とうもろ こしき京大出身。在学中は祇園の高級クラブでホステスとして働いていた。
趣味は男女関係の観察・分析。仕事柄身についた対人テクニックを恋愛に応用する手法を書籍やSNSで発信している。
Twitter:@toumorokoshiki
note:https://note.com/club_monogoi
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