付き合ってもいない相手と、身体の関係を持ってしまった…でも付き合おうとは言われず、いわゆる「セックスフレンド」「セフレ」になっている場合、そのままの関係でいいのか悩んでしまいますよね。


そのうえ、それが「付き合いたい相手」であればどうしたら良いのでしょうか?
セフレに否定的な意見を持つ人も多い中、なかなか相談相手も見つからないかもしれません。


セフレからのスタートでも付き合う方法はあるのか、注意すべき点はあるのか、解説していきます。

目次

好きだった人とセフレになってしまったら




セフレと付き合いたい場合のケースは大きく2つあります。

もともと好きだった人とセフレになってしまったのか、それともセフレとして関わっていくうちに好きになってしまったのかの2つですね。
まずは、好きだった相手とセフレになってしまったケースについて解説します。

・身体の関係を持つことができ、最初は嬉しかったけれど…


もともと相手のことを好きだったのであれば、一瞬でもあなたを求めてくれたことが嬉しかったでしょう。好きな人と関係を持つことができ、その場では幸せだったかもしれません。


しかし、その後も何も進歩せず、身体を求められるだけであれば不満や後悔が募ってくることでしょう。


ずるずるとこの関係を続けることにはメリットもなく、心もすり減ることは予想できるのではないでしょうか。早めに関係を変えることが望ましいですね。

・都合の良いだけの相手にならない


相手がセフレとしての関係から動こうとしないということは、そのままの関係が楽だと思っている可能性が高いでしょう。

恋人ができていろいろと縛られるのは嫌だけどセックスはしたい、つまりあなたはそのための「都合のいい相手」になってしまいます。

あなたがそれを許せば、相手もセフレとして気楽な状態のままで良いのだと認識してしまいます。
自分に好意を持っている相手ならなおさら、何をしても許してくれると思ってしまうかもしれません。


あなたの好意に気づいているようなら、恋人になりたいということ、セフレのままでは嫌だということをはっきり伝えてみませんか
はぐらかしてセフレのままでいようとするなら、残念ながら今はあなたのことを大切に扱ってくれる相手だとは言えないかもしれません。


セフレを好きになってしまったら





次に、セフレとして関わっているうちに好きになってしまったケースについてです。

・身体から始まった仲なら、テクニックを追求するのもあり


お互いにセフレとして身体を許しているのなら、とことんテクニックを追求して身体の相性を深めるのも良いでしょう。

付き合っているカップルでも、セックスについての欲求を素直に言い合える関係はそんなに多くありません。セックスの相性が合わずに悩むカップルも多いのですから。

セフレからのスタートだからこそ、欲求や相性についての話もしやすいのではないでしょうか。

もう既に身体を許しているのでしたら、離れられない、相性ピッタリの相手を目指してみるのも1つの作戦です。

・あえて距離を取ると…気にして追いかけてくる可能性あり?


恋愛のコツとしてよく聞くのが「逃げられると追いかけたくなる」というものです。

セフレは、恋人ではないにしろ、身体を許し合えている距離の近い存在です。

自分に好意があると分かると、安心しきってそれ以上の関心や興味が膨らまないこともあるのです。

むしろ、好意が見えない、何を考えているか分からない相手の方が気になってしまい、「振り向かせてみたい」という気持ちが芽生えがちなのです。
会っていない時は頻繁に連絡をしすぎない、あまり好意を表しすぎないなど、少し距離を開けておくほうがいいと言えますね。


・身体の関係以外の繋がりを増やす


セックス以外の関わりが特になければ、「セックスさえできればいい都合の相手」で止まってしまいます。

逆に言えば、一緒にいて楽しかったり、頼りになったりという魅力を感じると、一緒にいたいという感情が大きくなる可能性も高いのです。

似たような趣味を持っていると、外で会う機会も増えますね。2人で会っているときでも、ゲームやDVD鑑賞など、2人で楽しめる娯楽を提案してみてはいかがでしょうか。
身体以外の内面でも繋がっていられるよう、セックス以外のことをする時間を長く確保できるよう努めましょう。



・相手の本心、恋愛観を見定める


あなたは自分の好意に気づいたかもしれませんが、相手はどうでしょうか。
たまたま今恋人がいないだけなのか、それとも過去にもセフレがおり、交際よりも気楽な身体の関係を優先してきたタイプなのか、見定める必要があります。

すぐに好意を伝えても大丈夫そうなのか、いま好意を伝えることがマイナスになりそうなのか、今後の動き方を考えるためにも、相手の恋愛観を知っておきたいですね。

ステップを進める際の注意点




・依存しすぎず、人としての魅力を上げていこう


あなた自身も、相手とのセックスや恋心にとらわれすぎず、1人の人間としてしっかりと自立することを目指しましょう。

経済的、精神的に自立していることで人としての魅力も高まり、「セフレ止まりにしておくのがもったいない」と思わせることができるといいですね。

依存している態度を見せると、相手が安心しきって「都合良く扱っても良い」と思ってしまい、主導権が完全に相手になります。また、過度に依存しすぎると相手が冷めてしまう危険性も大きいですよね。


依存しすぎず、自分の時間や価値を大切にするほど、身体以外の魅力はアップしていくはずですよ。


・自分は恋人なのかセフレなのかはっきりさせる


何度も関係を持ち、今後も続けていきそうな言動があれば、一度「自分は恋人なのかただのセフレなのか」確認してみましょう。

このまま身体だけの関係でいるつもりはないことを伝えなければ、このままの関係を黙認していると判断されても仕方ありません

嫌われたくない、面倒な話し合いは避けたいという気持ちがあるかもしれませんが、関係を進めたいという気持ちがあるのでしたら、勇気を出して確認することが必要です。

・つらい時期があることは覚悟しておこう


セフレを続けるにしても、関係を止める・変える、どちらにしても、必ずつらい時期があると覚悟しておくことが必要です。


相手は、セフレといういわばぬるま湯のような気楽な関係でいたのですから、そこから抜け出すための動きを面倒くさがることもあるかもしれません。

恋人でもない身体の関係を続けるのはオススメできることではありませんが、どうしても言い出せないのであれば、せめて相手の下にばかり立つのは避けてくださいね。「都合のいい相手」と認定されてしまうと、抜け出すのは今以上に難しくなってしまいますよ。

まとめ

セフレから始まった関係というと、あまり良いイメージがないと感じる方も多いかもしれませんね。

しかし、長く良い関係性を保っていくためには身体の相性が重要なことも事実です。

最初から、身体の相性が良いと分かっているのは強みにもなりますよね。

どんな始まり方でも、うまく付き合っていければ結果オーライになります。

セフレから恋人へと関係を進めるためには、「都合のいい相手」から抜け出すことが必要です。
好きという気持ちがあるほど、「都合のいい相手」でいるのは辛いはず。


後悔しない選択をして、セフレという関係から抜け出せるよう応援しています。