「あなたのことはまだ好きだけど、別れてほしい」……突然恋人からそう告げられ、途方に暮れて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

また、反対に「恋人のことがまだ好きだけれど、これ以上はムリかも」と、別れを検討している立場の方もいらっしゃることでしょう。

どちらも、そういった状況になったのは、なにか理由があるのは確実。では、それらのカップルの背景には何があり、なぜ別れてしまったのでしょうか。ここを考察することで、きっとあなたの恋愛にも活かしていただけることでしょう。

目次

「恋人がまだ好きだけど別れる」のはなぜ？


恋愛は「好き」な気持ちがあれば継続できるものと思いがち。 けれども、状況によっては、「恋人のことがまだ好きだけど別れないと……」という状況が発生することがあります。

経験したことのない方にとっては「なんで！？」と思うかもしれませんが、「好き」とか「嫌い」といった理由以外にも、お付き合いを継続できない理由があるのです。

今回は、ヒトコイの質問機能を活用してアンケートを実施しました。背景にどんな理由があったのか、実例を見てみましょう。


【調査】ヒトコイでアンケートとってみた！


「恋人がまだ好きだけど別れる」という決断をした経験のある方を対象に、以下のような質問で自由回答を募集したところ、さまざまな回答がありました。

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Q1. 「恋人がまだ好きだけど別れる」という決断をしたのはなぜですか？ 理由を教えてください。（自由回答）
Q2.　その後、相手との関係性は？（自由回答）
Q3.　現在、後悔はありますか？（自由回答）
Q4.　あなたの年代と性別をおしえてください。（回答例：30代女性）
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それでは、寄せられた回答をいくつかご紹介しつつ、考察をしていきます。


【アンケート結果】まだ好きなのに、別れるに至った理由

アンケートのQ1では「恋人がまだ好きだけど別れるという決断をした理由」を問いましたが、定番なところでは「どちらか一方の気持ちの変化」が理由として挙がりました。

・彼が私に対して気持ちが冷めていることを感じたからです。このまま付き合っていても幸せになれないなと思いました。　＜20代女性＞
・もっと好きな人ができてしまって、その人と付き合える事がほぼ確定したから。　＜30代男性＞

相手の気持ちが冷めてしまった、もしくは自身の気持ちが変化しているのを感じて、このまま表面上のお付き合いをするのは良くないと判断した模様です。

確かに、これでは別れるという決断をせざるを得ません。このままズルズルお付き合いするより、お互いのためになりそうですね。


また、意外なところですと、「立地的な問題」についても複数の回答が寄せられました。

・お互いに住みたいと思った場所が別々だった　＜30代女性＞
・遠距離になるから　＜20代女性＞

大人の恋愛なら、自身が仕事のために住まなければならない土地と、相手が今後のために住む土地の折り合いがつかないことがありますよね。

実際、「片方に合わせることで、片方の人生設計が崩れてしまう」というお悩みも、筆者の周囲でよく聞きます。

折り合いがつかないままの「遠距離恋愛」は、今後の恋愛や結婚の大きな障壁となるので、お別れに繋がってしまった理由も納得……という感じですね。

ほかに、「相手の将来に不安を感じる」という回答もありました。

・将来が不安なため　＜30代女性＞

たしかに、恋愛から結婚に今後ステップアップしていくことを考えたら、「好き！」という気持ちだけでは、難しいことがあります。

相手のご実家で営んでいる家業の跡継ぎになってしまうとか、相手のご家族と価値観が合わないとか、理想の将来や人生設計と状況が折り合わないという話もよく聞きます。

また、現在の恋人とお付き合いをしてみて、人間性や価値観、生活の様子を間近で見たら、「いい人だけど結婚はむずかしそう……」といったケースもあるでしょう。


【アンケート結果】その後の相手との関係性はどうなったか？

アンケートのQ2「その後、相手との関係性は？」という質問では、ほとんどが現在は連絡や交流がないという回答になりました。

別れたあと、連絡をとっていないケースがこちらです。
・連絡は取っていません。お互いに好きな状態で別れたので、年末年始に連絡を取ってみようと思っています。＜20代男性＞
・別れた後は相手からの連絡もなく、こちらからも連絡を取るのは無責任だと思い、会いたくても連絡しませんでした。＜30代男性＞

いつでもメッセージが送れる時代ですし、どうしても連絡を取りたいと思えば可能なのかもしれません。

しかし、それがお互いのためにならないからこそ、あえて「連絡を取らない」状況を作っている様子が伺えました。

一方、残念ながら相手の印象が悪くなってしまったという例も、数件ありました。

・一番どうでもいい存在になりました＜30代女性＞
・良いお友達になれると思ったが、彼が速攻彼女作ったので良いイメージはない＜30代女性＞

いっときは好意を抱いていた方にこういった気持ちを持ってしまうのは残念ですが、未練なく次の恋に進むエネルギーに変えられるかもしれませんね。

また、別れた直後は連絡をとっていたものの、その後あえて連絡を断ったケースもありました。

・別れた直後1年くらいは連絡だけとってたけど、向こうに好意があり縁を切った＜20代女性＞

状況的に、両思いで別れざるを得なかった場合、やはりどちらかに未練が残ってしまうことが。そうなると、あえて冷たく接するのが相手のためになることもあるのでしょう。

こういった例を見ていくと、恋人関係を解消することで心の距離が遠くなってしまうことは避けられないよう。こうして、ひとつの恋が心のアルバムに収納されていくのかもしれませんね。


【アンケート結果】別れた後の「後悔」の有無について

アンケートのQ3「現在、後悔はありますか？」という質問でも、ほとんどの回答が「無し」でした。

ご自身で一生懸命考えて出した決断だからこそ、「これで良かった」と思えているのかもしれません。なかには、「一切後悔はない」「全くない」といったケースも。

・全くありません　＜30代女性＞
・その後の恋愛が良かったので後悔は一切ないです。　＜30代男性＞

前の恋以上に、現在の恋愛が良いものであればあるほど「あのときの決断が正しかった」と思えるのでしょう。

一方、少しだけ後悔を感じさせるような回答も。

・たまに　＜20代女性＞

両思いのまま別れることを決断したケースでは「もっと他に道があったのでは？」と、ふと脳裏をよぎることがあるのでしょう。

今はまだ辛いかもしれませんが、いつか前を向いて「これで良かったんだ」と思える日が来るかもしれません。新しい恋に、邁進してほしいですね。


好きでも別れた方がいいタイミングやサインは？


「好き」という気持ちだけでは、なかなか恋愛はうまく行きません。どんなに相手のことが好きでも、相手の心が自分から離れてしまったり、自身の気持ちの変化で別の人に気持ちが向いてしまったりしたら、お付き合いの継続が難しいのが実際です。

相手の言動や自身の反応からそんな気持ちを感じることができたら、今後の関係性を考えるタイミングかもしれません。

一方、たとえ今は両思いだったとしても、将来結婚を考えたときに、理想とする生活や環境など、さまざまな条件が折り合わないこともあるでしょう。

考え方の違いが浮き彫りになったタイミングで、まずは一旦話し合いをしてみて。それでも折り合わないときが、今後について考えるタイミングです。


まとめ


恋人から「あなたのことはまだ好きだけど、別れてほしい」と言われて悩んでいる方は、今回の内容を参考にしつつ、相手の状況を考える参考にしていただければと思います。

ただし、ご紹介したのはあくまで一例です。ご覧のとおり、とてもさまざまなケースがありますので、実際にあなたの恋人がこれ以外の理由で別れようとしている可能性もあります。一度、ご本人に理由を訊ねてみてはいかがでしょうか。

一方、「好きだけど別れようか迷っている」という方は、恋人と今後離れて連絡を取らなくなる覚悟ができるか考えてみて。よく考えて出した結論なら、後悔せずに済むかもしれませんよ。

＜募集アンケート＆結果＞
【アンケート】「恋人がまだ好きだけど別れた」経験のある人！《男女どちらも回答募集》

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