「プロポーズ」は、結婚に憧れている男女にとって、ときめくイベントの1つですよね。



しかし、なかにはプロポーズなしで結婚するカップルもいます。


そこで今回は、「プロポーズなし」ということについて徹底的に考えてみました!


今回の記事では、次のようなことがわかります。


・そもそも結婚と婚約ってどう違うの?


・プロポーズなしの結婚ってどうなの?

・プロポーズに不安があるんだけど……。解消方法はある?



上記の疑問がある方は、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね!

目次

婚約と結婚の違いとは?


「プロポーズなしの結婚ってどうなの?」という疑問を考える前に、まずは「そもそも結婚と婚約はどう違うの?」ということを考えていきたいと思います。

「結婚」も「婚約」も、多くの人が日常生活の中でなんとなく使っている言葉ですよね。
でも、その2つの違いを正確に説明できる人は、意外と少ないのではないでしょうか?
「結婚」と「婚約」の違いは、次のようなところにあります。

「結婚」とは?

入籍した状態のことです。
役所で入籍届を提出し、それが受理されて、入籍した状態のことを「結婚」といいます。

「婚約」とは?

結婚の約束をしている状態のことです。
プロポーズなどがあったがまだ入籍をする前の状態のことです。
プロポーズがあったときから結婚するときまでの間の状態のことを「婚約」といいます。

つまり、「プロポーズ」があって結婚に対してお互いの合意が取れれば、その瞬間から2人は「婚約」状態になるわけですね。

「プロポーズなしの結婚」は有り得ますが、「プロポーズなしの婚約」という状態は有り得ません

「婚約」は、プロポーズなどによる結婚の約束によって成立します。

婚約するメリット3選!


「婚約」とは、プロポーズなどによる結婚の約束があってから、結婚するまでの間の状態のことです。


「なんとなく恥ずかしいし……」

「別に今さら言わなくても……」といった理由で、プロポーズなしで結婚するカップルもいますが、
結論から言うと、プロポーズはしたほうがいいといえます。
それはなぜなのか?ということをご説明するために、婚約するメリット3選をお伝えします。

1.結婚に向けて心構えができる

プロポーズをして婚約することによって、結婚に向けて、2人の心構えができます。
「婚約者」はただの「恋人」とは違います。


結婚の約束をし、将来を誓い合った相手なのです。
その事実が、結婚に対する2人の覚悟や自覚を育んでいってくれます。


流れで結婚してしまうよりも、「この人を幸せにする」という決意を固めることができますから、その後離婚に至る確率を下げることもできます

2.結婚に向けてしっかり準備できる

婚約をすることによって、結婚に向けてしっかりと準備をすることができます。
結婚とは、新たな家族を作るということです。

子どもがいなくとも、夫婦は「家族」だからです。
新たな家族を作るためには、さまざまな手続きや準備が必要になります。


例えば、結婚するとどちらかの苗字が変わることになりますが、そのことによる生活への影響は予想外に大きなものです。
「職場では旧姓と新姓のどちらを使うのか?」といった問題や、銀行等各種機関への苗字変更手続きなど、さまざまな準備が必要です。


これらは、実際に入籍してから行うものですが、結婚の前に婚約をすることによって、事前に準備できることもあります。
苗字のこと以外にも、結婚に際して煩雑な手続きや準備は想像以上に多いものです。
婚約することによって、結婚後の2人の負担を軽減することができるのです。

3.家族や親戚、友人や知人、職場の人に周知できる

婚約することによって、家族や親戚、友人や知人、職場の人に対して、結婚を周知することができます。
結婚に際して、2人は意外と忙しくなります。
煩雑な手続きが多いからです。
また、結婚式を行ったり、新婚旅行へ出かけたりする場合は、2人はよりいっそう忙しくなります。
そうすると、結婚式へ招待しない方や、普段あまり親交がない方への報告が遅れてしまったり、場合によっては報告を忘れてしまったりすることがあります。
しかし、婚約すると、婚約期間はそれなりに期間があるものですから、忙しさのせいで報告が遅れたり、報告を忘れたり、といったことが無くなります。
周囲の人たちも、少しずつ2人の状況の変化に慣れていくことができます。

このように、婚約することにはさまざまなメリットがあります。
精神的な面以外に、実用的な面でもメリットは大きいのです。
ですから、できればプロポーズはしたほうがいいといえるでしょう。

プロポーズへの不安の解消方法3選!


婚約することには大きなメリットがあるとわかっていても、なかなかプロポーズに踏み切れない人もいるでしょう。

気恥ずかしかったり、性格に合わなかったり、不安があったり、ほかにもさまざまな事情があるかと思われます。
ですから、少しでもプロポーズに踏み切れるよう、プロポーズへの不安を解消する方法3選をお伝えします。


次のように考えれば、プロポーズへの不安を解消できるのではないでしょうか。

1.プロポーズは指輪なしでもいい

一般的には、プロポーズの際に「婚約指輪」を渡す人が多いでしょう。
婚約指輪とは、結婚指輪とはまた別のものです。


その名前のとおり、婚約指輪はプロポーズの際に渡すもので、結婚指輪は結婚の際に渡すものです。
しかし、どちらもそれなりに高額になりますから、「お金がないからプロポーズはできない」と考えている人も多いのではないでしょうか。


ですが、実はプロポーズの際に、婚約指輪を渡さずにプロポーズをする人も少なくないのです。
お金がないのであれば、無理して婚約指輪を買ったり、反対にプロポーズ自体をなしにしたりする必要はありません。
婚約指輪なしでも、プロポーズはしてよいのです。

2.手間をかけなくてもいい

プロポーズというと、高級なレストランで、綺麗な夜景を見ながら、サプライズで……などと考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、実はそのようなプロポーズをする人はあまり多くありません。
普段の日常生活の中で伝えたり、自宅でさりげなく伝えたりする人も多いのです。
もちろん、手の込んだプロポーズも素敵です。


しかし、そういったプランを考えるのが苦手だったり、お相手がサプライズを苦手に感じていたり、仕事などで忙しかったりする場合、そのようなプロポーズは難しいですよね。
そういった場合には、無理に手の込んだプロポーズをする必要はありません。


できる範囲のことをして、心を込めて気持ちを伝えることが何よりも大切なのです。
プロポーズは、なにも手の込んだプランでなくてもよいのです。

3.ロマンチックじゃなくてもいい

「プロポーズはロマンチックじゃなければ!」と思い込んでしまっている人も多いのではないでしょうか?
100本のバラの花束を用意したり、甘い愛の言葉を囁いたり……。
もちろん、そういったプロポーズも素敵です。


ですが、すべての夫婦がそういったプロポーズを経て結婚しているというわけではありません。
そういったプロポーズが好きなカップルはよいですが、好みではないというカップルも当然いるからです。
大切なのは、ロマンチックかどうかということではなく、2人にとって素敵な思い出になるかどうかということです。
プロポーズは、必ずしもロマンチックである必要はないのです。

このように、プロポーズは型にはまったものである必要はありません。
その人らしい、そしてその2人らしいプロポーズであることが大切なのです。
そして何よりも、心のこもったプロポーズであれば、そのほかのことは問題にはなりません。



「プロポーズなしの婚約」よくある質問

プロポーズなしの婚約に関して、よく出てくる質問をご紹介します。

プロポーズなしの婚約はよくない?

プロポーズがないと、友人や周りの人に周知しづらかったり、結婚に向けてダラダラ進めてしまう可能性があります。

結婚に向けてしっかり準備していくためにはプロポーズする方がメリットです。

なぜプロポーズなしで婚約しようとする?

今更改まらなくても良いだろうと思っていたり、指輪などお金がかかることを嫌がっている可能性があります。

まとめ

プロポーズなしで結婚すると、離婚率があがるというデータも存在します。


できる範囲のことでよいので、プロポーズはしたほうがよいといえるでしょう!
ぜひ参考にしてみてください。